【鑑定理論・演習】電卓初心者から100時間で7割へ!「土台固め」と「完走至上主義」の短期突破術
論文式試験まであと2ヶ月。その時点で、私は人生で一度も実務用電卓を触ったことがない状態でした。ブラインドタッチも左打ちもできない――。そんな私が、いかにしてわずか100時間の対策で、本番で得点源(7割)にまで引き上げたのか。その「超効率的」な攻略法を公開します。
1. 「いきなり過去問」はNG。まずは基礎の型を固める
残り時間が少ないと焦って過去問を回しがちですが、私はまず「基礎講義」と「基本テキスト」を徹底的に叩き込みました。
- 「理由付け」の定型文を暗記する: 演習は計算だけでなく、記述も重要です。例えば取引事例比較法で「なぜこの事例を選んだのか」といった関連付けの文言は、手法ごとに決まっています。こうした部分的なフレーズを徹底的に覚え、「何を書くべきか」で迷う時間をゼロにしました。
- 手法ごとのパターンを脳に刻む: 類型ごとにやるべき計算と書くべき文言は異なります。まずは部分ごとに「このパターンならこの処理」という土台を固めました。
2. 本番形式の「2時間」で、身体にリズムを叩き込む
基礎が固まったら、最新の過去問から順に、必ず本番と同じ「2時間」の制限時間を設けて解きました。
- 繰り返すことで「型」になる: 最初は時間が足りず、スピードも遅いのが当たり前です。しかし、何度も繰り返すうちに、問題を見た瞬間に「これはあのパターンだ」と機械的に認識できるようになります。
- 効率的な復習ルート: 全部を通しで復習すると時間が足りません。日付を必ず記録した上で、間違えた箇所や苦手な計算(配分率など)だけをピンポイントで復習し、学習密度を最大化しました。
3. 本番での極意:完璧主義を捨て「完走」に全振りする
本番の緊張感の中では、誰しもミスをします。そこで合否を分けるのは「立ち回り」の差です。
- 類型と価格から逆算する: 問題を開いたら、まず類型と求めるべき価格を確定させます。それにより適用すべき手法が念頭に置かれ、資料読み込みのスピードが格段に上がります。
- 序盤で神経質になりすぎない: 序盤の計算ミスを恐れて何度も検算するのは命取りです。多少数値がズレていても、プロセスや文言が正しければ部分点はもらえます。雑になるのは厳禁ですが、一箇所のミスに固執して後半を白紙にするより、最後まで埋め切ることの方が遥かに重要です。
受験生へのメッセージ
「電卓すら触ったことがない」という状態からでも、正しい順序で対策すれば100時間で合格ラインに到達できます。演習の成績は、こなした量に綺麗に比例して伸びていきます。
最初は時間が足りなくても絶望しないでください。基礎を信じて「型」を身につけ、本番で最後までペンを動かし続ける勇気を持てば、必ず道は開けます。