2023-11-23 その他 執筆者:kou

14.試験にまつわる小ネタ集【kou】

今回は試験にまつわる小ネタ集を
書きます。

<目次>

1.出願時期と空席率の相関関係
2.試験会場の机の大きさ
3.筆記用具(ボールペン)
4.勉強アプリの活用
5.ランキング上位者の実際の合格率

【1.出願時期と空席率の相関関係】

不動産鑑定士試験には、「出願時期が早いとやる気や自信のある人が多いため、空席が少ない。逆にぎりぎりに出願すると空席が多い」という説があります。

私は合計4回出願しました。そして、この説を自分を
実験台に検証することにしました。

結論から言うと、
出願時期と空席率は、
関係あるかも知れないし、関係ないかも知れないです。

ぼやっとした答えですが、以下検証結果です。

令和5年度の試験は、
2月9日~3月10日が出願時期でした。

私は今年、
短答・論文ストレート受験でした(ここ重要)。

令和5年度は説を検証するために、¥
ぎりぎりの3月7日の消印で郵送しました。

・短答式試験

まず短答式試験の受験番号は
1~100だとすると、80くらいの
位置でした。

周りの空席率ですが、確かに少ないような気は
しましたが、隣もいたしガラガラという感じでは
なかったです。

短答式試験はそもそも大ホールに1000人だったので
通路も狭く、周りもそれなりに人がいて
遅く出す恩恵はあまりなかったです。

・論文式試験

論文式試験もやはり、受験番号は
1~100だとすると、80くらいの
後半の位置でした。

論文式試験は遅く出した恩恵が
かなりありました。

最高なことに隣の席が欠席でした。
これにより演習で資料をぶちまけながら
解けたのと、机の揺れなどの心配もなく
相当気持ちが楽でした。

前はいましたが、両隣と後ろも欠席。
周りを見渡しても30%くらいは欠席の
印象でした。

ただし、これは遅く出願したから以外に、
短答・論文ストレート出願だったことが関係しそうです。

・昨年(令和4年)のケース

昨年は短答免除で、論文式試験のみ受けました。
出願時期はちょうど中間の2月23日あたりだと思います。

すると周りは95%出席していて、
空席はほぼありませんでした。

論文式のみの人、短答・論文の人で
分けられて受験番号が決められている
可能性があります。

短答・論文ストレートの人は、
今年短答、来年論文の人と同じかたまりに
なってる可能性が高く、欠席率高めなんだと思います。

・まとめ

合格者の方に聞いてもそれほど早く出願していないのに
かなり前半の受験番号になった方もいたし、
五十音順も関係なさそうです。

出願時期ぎりぎりに出しても、
受験番号後半で空席率高めとは限らないが、
短答・論文ストレートコースだと空席多めかも
が検証結果です。

【2.試験会場の机の大きさ】

私は入念に準備して想定したいタイプなので、
試験会場の机の大きさが気になってました。

合格したらこのネタを書こうと思っていたので、
試験会場で測ってきました。

東京会場(TOC有明)は二人掛けです。
横の長さは、イス3つ分とちょっとの余力くらい
です。
演習以外は解くのにそこまでストレスを感じなかったです。

縦の長さは43cmでした。
ちなみにTAC新宿校の長机も縦43cmだったので、
いつも通り、解くことができました。

イスは貸し会議室によくあるパイプ椅子で
特別固くもなく、ストレスは感じませんでした。

以前も書きましたが、TOC有明EASTは
とにかく極寒でした。
前の席の人は、さらにエアコンの風直撃で
問題用紙も飛ばされる始末で、
試験監督が空席に移動させていました。

席運ほんと大事です。


【3.筆記用具(ボールペン)】

不動産鑑定士試験は、論文式試験で
制限時間内にB4用紙に解答を書ききらなければ
いけないので、書きやすく疲れにくいボールペンを
選ぶべきです。

これは完全に好みの問題ですが、
私はPILOTのドクターグリップ、
フルブラック0.7ミリを使っていました。

【4.勉強アプリの活用】

私は、Studyplusというアプリを使い
各科目ごとに勉強時間を記録していました。

メリットとしては、毎日記録するので、
サボりたくないという意識がはたらくのと
勉強不足の教科や日数が空いている教科がわかるのが
よかったです。

【5.ランキング上位者の実際の合格率】

TACの第2回全国模試の教室受験上位者は高確率で、合格しているという説を講師からもよく耳にします。
総合成績ランキング入りした方と官報をもとに、この説を検証しました。

もちろん、自宅受験での合格者や優秀なLEC生で、TACの模試では点がのらない方もいると思います。
これから受験される方の指標になればという意図で、
検証しました。

・上位30人(氏名非公表除く)
 27名中22名合格(81%)

・上位50人(氏名非公表除く)
 51名中37名合格(73%)

やはり高確率で合格されているようでした。
もちろん、模試の結果がすべてではありませんが、
精神衛生上も模試の結果がいいと自信をもって臨めます。