2023-11-07 経済学 執筆者:kou

8.経済学勉強法【kou】

今回は経済学の勉強法を書きます。
得意と苦手がわかれる科目です。

<目次>

1.はじめに
2.使用教材
3.基礎期(基本講義~応用答練開始前)
4.応用期(応用答練開始~直前答練開始前)
5.直前期(直前答練開始~本試験)
6.本試験で意識していたこと

【1.はじめに】

経済学は得意でも苦手でもありませんでした。

経済学の特徴としては、

 ・試験委員の研究テーマが問題に色濃く
  反映される
 ・誰も解けない没問が出ることもある
 ・暗記する量は他の科目より少ない

といったことがあります。

【2.使用教材】

・アグニンの暗記レジュメ
・総まとめテキスト
・応用答練、直前答練、上級答練
・TAC全国模試
・アクセスα・β

本当の勝負は試験委員の研究分野が反映された
総まとめテキスト、直前答練・全国模試の問題を
マスターすることです。

【3.基礎期(基本講義~応用答練開始前)】

①基本講義受講

私は粟国先生の授業を受けていたので、
授業で配布される暗記レジュメを使用して
基本論点を抑えていきました。
(基本テキストは難しすぎて一度も使用していないです)

しかし初学のときは、経済学というものが難しくて
スルツキー分解のところで心を折られました。

②サブノート作成

民法と同様に、単元ごとに暗記レジュメをまとめて
その分野の過年度の答練と一緒に、
ファイリングしていきました。

【4.応用期(応用答練開始~直前答練開始前)】

①答練、アクセスの問題の理解、暗記

暗記レジュメで一通り基礎が身についたら、
答練、アクセスαの問題をひたすら解きました。

経済学は定義などの暗記する量は少ないので、
暗記10%、理解90%くらいの気持ちで
理解に重点を置いて勉強していきました。

②グラフ、公式

経済学は文章による説明以外にも、
グラフや公式による説明が不可欠です。

グラフは書けるようになるまで、何度も何度も
手を動かして実際に書いて覚えました。

公式や計算問題も、同じ問題を繰り返し解いて
体に覚えさせていきました。

③学習の到達度

総まとめ講義が始まる3月くらいまでに、
各単元基本的な問題は解けるようにしました。

前述しましたが、経済学は少し特殊な科目で、
試験委員の研究テーマから出題されることが多いです。
そして試験委員は2月頭くらいに発表されるので、
その内容を反映して、総まとめテキストや
直前答練・全国模試の問題が作成されます。

なので、3月の総まとめ講義以降、これまで基本講義で
取り扱ってこなかった問題がバシバシ出てくるので、
ここからまた新たに暗記と理解が始まり大変です。

【5.直前期(直前答練開始~本試験)】

①範囲をある程度絞り、回す

繰り返しになりますが、経済学は試験委員の
研究テーマや関連分野から出題されるので、
その分野に比重をかけて勉強していました。

試験委員の研究テーマ外(R5でいうとミクロ(1)の費用最小化)から出題されると、どうせみんな白紙になり差が付きません。
テーマ外の分野は暗記レジュメの基本だけは
最低限書けるように準備はしていました。

②定義の暗記メンテナンス

経済学は覚えるべき定義などは少ないですが、
答練の前や本試験の前には、定義の確認をしていました。

R5出題のコースの定理も本試験前日に
確認していたので、書けました。

【6.本試験で意識していたこと】

・没問が出ても動じない

R4のマクロは大多数の受験者が全くわからない
没問が出て、IS-LM分析もAD-AS分析も勉強したこと
何だったんだと思いました。

R5はどうせ没問が出るだろうという心持ちだったので、
ミクロで見たこともない費用最小化の問題が出ても、
「あ、これみんなできないな」と焦ることもなかったです。
(結果、問題文をちょろっとなぞって書いて、ほぼ白紙で出しましたが、合格しました)

・グラフは下書きしてから書く

点数がとれるのは読みやすい答案です。グラフは書き間違えるとぐちゃぐちゃになって、何がなんだかわからなくなるので、必ず下書きしてから書いていました。

また、私の場合はグラフは右側に書くとルールを決めて、毎回その配置で書いていました。

何か質問があればコメントいただければと
思います。
鍵アカですが、Xにもいますので、何かあれば
DMお待ちしております。

@k0o0ou