2019-01-20 経済学 執筆者:ゆうき

経済学について【ゆうき】

こんにちは!

ゆうきです。

今回は苦手な人が多い経済学について書いていきます。

経済学…….

単刀直入に一言でいうと、『理解』の科目です。

暗記の科目ではありません!!!!

では内容について触れていきますが、

この科目、ミクロ経済学とマクロ経済学に分けられていて、

例年、各一題ずつ出題されます。

鑑定士試験の経済学の勉強の仕方で最も厄介なのは、

この科目だけ他のどの科目に比べても特に理解の必要性が高く、

暗記の必要性がかなり少ないところです。

何が厄介かといいますと、

鑑定理論、会計学、民法については、

丸暗記で答案を書いても多少は点数がのってくるんですが(民法は諸説あり)、

経済学に関しては理解していないのが一発でばれるので点数がのってきません。

予備校は予備校、本試験は本試験です。

予備校は覚えた問題と同じ問題が出てきますが、本試験はそんなことありません。

バイトが採点するんじゃないんです。

予備校と違って、経済学の『プロ中のプロ』が問題を作成して採点します。

言葉使い、グラフの書き方、その要所要所でどこを理解していて、どこを理解していないかなんてす~ぐわかるはずです。

話がそれましたが、他三科目で暗記が多いせいで、

「経済学もひたすら暗記すればいいんだ!」

って思う受験生が結構な数いて、

本試験では経済学が足を引っ張って合格できない。

ってパターンが多いらしいので気を付けた方が得かなって思います。

そうは言っても、

全然理解できない。。。

スルツキー分解。。。?

外部効果。。。?

労働市場。。。?

AD-AS分析。。。?

「よし、わからないから丸暗記だ!」

必ず理解しましょう。

分からないなら基礎に立ち返りましょう。

どこがどうわからないのかを言葉に出して表現してみましょう。

多少複雑でも頑張って考えましょう。

講師に聞きましょう。

友達に聞きましょう。

自分が納得するまで考えましょう。

理解するまで繰り返しましょう。

とにかく考えましょう。

僕はそういう風に勉強してました。

暗記した方が理解するより早いじゃんって思うかもしれませんが、

僕はそうは思いません。

理解なくして暗記した部分ってものすごく記憶として定着しづらくって、

忘れては暗記してってなると実は効率悪かったりって思います。

確かに経済学はややこしいところも多々あるので理解に時間がかかるかもしれませんが、

それはみんな一緒で、僕も一緒です。

費用逓減産業の余剰分析がしっくりこなくて、

何時間も考えてたことがあります。

ゆっくり時間をかけてでも、

しっかり理解して勉強するほうが、

一見遠回りに見えますが、実は近道だったり。

本試験間近でそんな時間はないって人は別ですけどね。笑 

経済学に必要最低限の暗記はありますが、

ほとんどが理解した枠組みや作用を、グラフと式で表し、文章で説明するだけで合格答案が積みあがります。

(※こんなこと言ってると他の科目がただの暗記に聞こえますがそんなことはありません)

LECの経済学を担当している森田先生も口を酸っぱくして仰ってますが、

がすべてだと思います。

文章だけで説明とか本当にわかりづらいし、そうなると採点する側も厳しい目で見ざるを得ないと思います。

グラフ(図)を書いて、あざとく私理解してますよアピールをやっていきましょう!

最後に、

苦手科目なんて誰が決めたんですか?

自分ですよね。

苦手科目だからできないんですか?

できないから苦手科目なんですよね。

できるようになったら得意科目ですよね!

僕も暗記が苦手でしたが、今ではそこそこ得意です。

見返してみて大したことは言ってないですが、

丸暗記だけはやめてほしいなって思います。

あと経済学『全く』理解できない人に鑑定士になってほしくないです。(応用とかは別!)

厳しい言葉に聞こえますが、
不動産は我々国民の生活と活動とに欠くことのできない経済基盤であって、
不動産鑑定士は不動産の経済価値を貨幣額をもって表示する専門職業家なわけですから当然のことですよね。

ブログ読んでくれてる方のこと、応援してます。
厳しいこと言いましたが、挫けず本試験まで諦めないで下さい!!

それではまた

ゆうき