
【索引】
1.初めに
みなさんごめんなさい!!!!!!
前回からかなり間が空いてしまいました泣泣泣
そして日々の勉強本当にお疲れ様です!!
なぜかPCを立ち上げたら入力言語がアイスランドになっている小次郎です。
今回はですね!
教養科目第一弾として、
民法
を行きたいと思います!
私が勉強をしていく中での民法の立ち位置としては、
最終的に、
得意でもなく不得意でもない科目
でした。
というのも、
民法は本試験初日の一番最初の科目であるので、
せめて苦手ではないようにはしよう!
と取り組んでいました。
初日の一番最初でずっこけたらやっぱりメンタル的に不利ですしね泣
マジで去年の試験の屈辱を一生忘れない(お前が悪い)。
ただ、やっぱり問題によって点数は大きく変わってました。
というか一番安定していない科目だったような感じがしてます…。
例えば、初見の問題で、一見あてはめだけで解けそうでも、
条文の使い方、解答の組み立て方が全然わからず解答が散らかったり、
無駄な論点を作ったり、論点に気付かなかったりetc.
結構散々な思いをしたことも多々ありました。
まぁでもそういった状況でも自分はこんなことをしてましたよ~
ってことを書いていこうと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
目次
1.初めに
2.使用教材
3.勉強時間
4.インプット
5.アウトプット
2.使用教材
- TAC基本テキスト
- 総まとめ
- 各種答練
- TAC・LEC全国模試
- アクセスα・β
3.勉強時間
インプット・アウトプット併せて、520時間
(内訳はわかりません、ごめんなさい><)
4.インプット
私は、民法を勉強するにあたって、
最初は理解そっちのけで論証例をすべて暗記しました。
そう、去年味わった屈辱を胸に一心不乱に…。
その暗記のスピード感ですが、
ボッコボコにされた2021年の本試験後から、
その年内までに論証例の暗記を終わらせました。
というのも、
もたもたしていたら暗記の割合が比較的大きいであろう会計学が入ってくるので、
それまでに民法の暗記部分だけは一通り終わらせておきたい!
という気持ちがあったからです。
結果的に、応用期や直前期でも答練で新しい論点が出てくるので、
それを覚えて本試験に臨む余裕があったことがよかったですね!
まぁ、もう最後の方はしんどすぎて論点覚えるの嫌でしたけど!!
ただ、当然といえば当然で、
論証例を覚えただけでは民法の点数はそこまで伸びませんでした!
この続きはアウトプットの話にも絡むと思うので、後述しますね。
みなさんに勘違いしてほしくないのが、
私は勉強にあたって、
一朝一夕には終わらない暗記を早期に手を付けて終わらせただけで、
丸暗記して、はいおわり!
を推奨しているのではないことを断っておきます><(頭がないので私の勉強スタイルがただ単にそうだっただけです)
ちなみに、ここでのインプットは、
論証例の暗記
基本テキストの周回
答練の解答読み込み 等
の答案を書く以外のこととさせてください。
少し長くなってしまいましたが、
まず、
(1).1日のノルマ
講義が入ったときはその都度消化していました。
論証例を覚えた後は、1日1時間半を限度に、
1週間で基本テキストを一周するように目標立ててました。
まぁ目標はあんまり達成したことありません!!!
(2).やって良かったこと
・1日に覚える論証例の数を決める ☜おすすめ!
私が勉強したときに基本テキストに載っていた論証例の数は、
大体100個くらいでした。
ですので、仮に1日6~7個覚える!と決めたら、
単純計算で全部覚えるのに20日もかかりません!
ここでの、覚えた!という感覚なんですが、
私は、空で2回ほど言えるようになれば、覚えた!と
次の論証例に進んでいました。
まぁ、1日後、数時間後、ひどければ数分後には忘れてます。
けど、もう一度空で言えるまで行くのに、
最初の一回目ほどは時間がかからなくなっていると思います。
ですので、私は、前日空で言えるようになったところを、
翌日にまた空で言えるように覚えなおして、
そして、また新しい論証例の暗記に取り組むようにしていました。
ちなみになんですが、会計学と比べて、
民法の暗記は終わりが見えている分メンタル的に楽でしたね泣
・論証例の前後関係を意識する ☜おすすめ!
私はTACを使っていたのですが、
TACの基本テキストの論証例はなぜか統一されていません。
問題提起やあてはめまで書いてあるものがある一方、
問題提起がなかったり、事案へのあてはめがなかったりと
結構使ってて分かりづらかったです。
ですので、最終的には民法の基本テキストをぐるぐる回して
記憶のケアをすると思うのですが、論証例の暗記のケアをする際には、
この論証例はなぜ必要なのだろうか?(問題提起)と、
論証例にある自説を自分ならどう事案に当てはめるかな?
と言ったことを意識して取り組んでました。
ちなみに、毎回頭で考えるのは時間がかかるので、
論証例の上下にメモしてました。
また、これが論証例だけ覚えても点数を取れなかった理由のひとつでもありましたので、
これを意識して普段の勉強をすることで
以前よりスムーズに答案を書けるようにはなりました。
・答練で出てきた新しい論点は、基本テキストに書き写す ☜おすすめ!
これは、普段使う教材に書き込んでいくことで
勉強の効率を高めるためにやってました。
こうした情報の一元化は全科目で共通してやってました。
鑑定理論であれば基本テキストに、
民法でも基本テキストに
会計学も基本テキストに
経済学は暗記レジュメに、
といった風に使う教材を絞って、普段のインプットの際に
新たに追加された情報をも含めて復習するようにしてました。
(3).反省点
・まとめノート的なものを作ろうとした
暗記優先で進めていってたので、最初は論証例と事案が全然結びつかず
基本テキストに載っている論証例を事案別にまとめた
暗記カード的なものを作ろうとしてました。
例えば、
条文がこういう要件で、それに当てはまれば原則はこうなる。
けど、論証例が出てくるってことは例外だから、
条文の趣旨がこうで、だからこんな要件を建てて満たせば例外として処理できる。
といった風にまとめていってた感じなんですが、
まーーー兎にも角にも時間がかかりすぎる!
しかも書き終えたところ全然頭に入ってなかったんで、
こりゃあかんわ思ってすぐ辞めました。
けど、このまとめノート的なものはすごく意見が分かれそうですよね。
あくまでも私自身には合わなかったです。
結局、答練が入ってきて、論証例の前後関係意識してたら
気づいたら自ずと整理できてました。てへ。

ちなみにこんなの使って書いてて、
最後はリングでまとめようと思ってました。
5.アウトプット
※ここでのアウトプットは、
答練や日々の答案構成・作成を指してます。
(1).1日のノルマ
1日1時間を目処に答案構成を行っていました。
でも、わからないことが出てくれば、
それの解決のためにもっと時間を取ることもありましたし、
これも理解して頭に入ってればそこまで気にしなくていいんじゃないかなぁ
と個人的には思うところであります。
(2).やって良かったこと
・答案構成はなるべく詳しくやる
どれだけ具体的にやってたのか?
については、ノートの写真をアップさせていただきますので、
そちらの方で確認していただければ幸いです。
当初は1問15分でザっとやろうと思ってたのですが、
どうも民法特有の答案の書き方というか流れというか、言葉遣いというか、
すっと腑に落ちず、それに、自己流で書いて試験委員の機嫌を
損ねるのは勿体ないなぁと思ったので、なるべく予備校の言葉遣いだったり、
流れだったりを普段の答案構成時にも意識して詳しめにやってました。
というか、それ意識してたら気づいたら詳しめにやってました(笑)
量より質に重きを置いた感じですね。
それでも、すでにわかってるものはあっさり目にやったりと強弱はつけてました。
あとですねー、
最初の方は、覚えた論証例の使い方だったり暗記精度だったりの確認をしたくて、
答案構成を、ほぼ答案作成並みにしてました!
これはさすがに手書きでやってたら時間がかかると思って、
タブレット備え付けのメモアプリにタイピングでやってましたね!
以下、答案構成の写真です。
①あっさり目の答案構成

②詳し目の答案構成

③タブレットでの答案構成



こんな感じでやってました!
いやーー日付振ってるけど、この答案構成したのクリスマスやん、こわ(しみじみ)
・条文適用の要件は毎回確認する
法定地上権や留置権の要件は毎回書いて、
事案に丁寧にあてはめしていました!
こいつら2つはこの要件の当てはまり様によって、
論点違ってきたりするので要確認する癖を付けるのが吉だと思います。
・条文への当てはめを疎かにしない ☜おすすめ!
論点がある事案だろうと、ない事案だろうと、
事案の条文への当てはめは存在すると思うので、
論証例(論点)が書けたかどうかばかりに拘らず、
日々の勉強で要件への当てはめを丁寧に取り組んだことは
個人的にはよかったんじゃないかなと感じています。
「事案を理解」して「条文に当てはめる」ので、
当然ながら事案を処理する力、条文を読む力がつき、
知らない問題が出てもある程度は対応できる力がついたんじゃないのかな
と感じています。
といっても、まぁ結局、初見問題は最後まで難しかったので、
出来なくてもあまり気負わないでくださいね(泣)
あと、初見問題の取り組み方として、テキトーな論点を自分でこしらえるより、
素直に条文に当てはめて解決したほうが良いみたいですよ!
腐っても条文が原則ですからね~。
それに、論証例の暗記に傾倒しすぎても、結局自説への当てはめができなかったら
妥当な結論に至らないですからね!
なので、ここは丁寧にやってました!
・答案構成は手書きでやった
鑑定理論の論文の答案構成は手書きを採用してなかったのですが、
民法の場合は、本試験でも、先ず最初に事案を読んで、
登場人物の関係に時系列を振った簡易図を書き、答案の骨子を作成する
っていう作業が必要になってくると思うので、手書きを採用してました。
というのも、私の場合は、民法の答案構成を丁寧にしていたら
いつも時間が足りなかったので答案構成部分を短くするしかなかったのです(泣)
ちなみに、本試験での答案構成はこんな感じでした!(ざつ~~)
①1問目
なにこれって思うかもしれないですが、考えるな、感じろ。
いや~~日々の勉強の成果がこれかよ!って感じですね
もう僕しゃべらない方がいいのでは?


②2問目
2問目に至っては答案構成すらしていないっていう。
ひどすぎぃ!

(3).反省点
・間違えた所を分かりやすくまとめてなかった
サブノートを作るのはあんまり好きではなかったのもあるんですが、
民法に関しては、間違えた場所をまとめとけばよかったなぁと思いました。
最終的に同じ問題をぐるぐるすると思うのですが、
結構同じ箇所を間違えてたり抜けてたりしたことが多かったんですよね。
なので、もう一回勉強やり直すなら民法だけは作ってもいいかなぁ
って思ってます。
本試験の前日や当日の数分前に見返すだけで結構効果ありそうですしね!
今回は以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は経済学を書こうと思います!
ではでは~。