
こんにちは、ねこさんと申します。
自分でさん付けしてヤバい奴だと思われそうですが、Twitter名と統一させてください…
合格したら書く!とたいぞーさんに話していた記憶がよみがえり、今回ブログを書かせてもらうことになりました。
私自身も受験期、こちらのブログに本当にお世話になったので少しでも役に立てれば嬉しいです。
過去の合格者の方々も書かれていますが、勉強方法は千差万別で、本当にいろんなやり方があるので是非自分にあった方法を見つける手がかりにしてほしいです。
【目次】
1.不動産鑑定士の勉強を開始する前に
2.勉強期間、勉強時間
3.模試・答練
4.受験期のメンタル
5.SNSとの付き合い方
6.勉強の目的・趣旨
7.予備校について
8.本試験の結果
1.不動産鑑定士の勉強を開始する前に
簡単に自己紹介をすると年齢は30代半ば、MARCH文学部卒で受験科目の勉強歴はないです。
個人的には受験慣れしていたり、高学歴の方が短期間で合格しやすいのかなとは思いますが大卒でなくても合格している方はたくさんいるので過去の経歴を比較して諦めてほしくはない資格だと思います。
とは言っても、難関資格ではあるので受験を諦めて撤退している方は沢山います。短答と論文の難易度の差が激しいことや、宅建の延長で安易に勉強を始めてみるとその差に絶望するなど要因は多々あるのですが、、、勉強時間を確保できるのか?不動産鑑定士になってどうなりたいか?(お金をたくさん稼ぎたい、とか、お金がたくさん稼げるかは知りませんがw)など現実的に考えて挑戦するのが良いと思います。
短期間で合格目標とは言っても一年はかかると思うので、その間家族の理解を得られるか、現在の仕事量と折り合いを付けられるのかなども重要な要因だと思います。
鑑定士の仕事については谷澤総合鑑定所が出してる「不動産鑑定評価の課題と展望 (鑑定評価の社会的意義と面白さがわかる!)」が良著ですので第一章だけでも図書館で読んでみるといいかもしれないです。
2.勉強期間、勉強時間
2018.10 TAC1年本科生申し込み
2019.5 短答→合格(論文は未受験)
【LEC論文合格コース申し込み】
2020.10 論文→不合格(C判定)
2021.8 コロナのため未受験
2022.5 短答→合格
2022.8 論文→合格
【2021、2022はLEC論文集中強化コース】
いや~長いですね!2020年まではアルバイトしていたのですが、コロナ不況の煽りを受けて仕事も少なくなっていたので勉強に集中するぞ!ということで退職しました。
2021年(昨年)は結構頑張っていたのですが、試験直前に熱が出てしまいコロナ~のおかげで未受験になり、その後はかなりやさぐれていました。もう諦めて鑑定士とは違う仕事で働き始めた方が良いのではないかと何度も思いました。けれど、、、2021年の時点で基準は7割ほど暗記していたし、この無駄になる知識の活用方法が不動産鑑定士以外にない!汎用性がない!と思い、2022年再チャレンジしました。
4年間ずっと集中して勉強してたわけではなく、ムラがあるのですが勉強時間はトータルで3000時間くらいだと思います。内訳は鑑定理論:1500、行政法規200、民法400、経済400、会計300、演習200くらいかなと。2022年の1日辺りの勉強量は年明けから開始して平均5hくらいを5月の短答まで、短答後は7hくらいです(ストップウォッチで毎日の勉強時間は記録していました)。
3.模試・答練
2022年はほぼ模試受けてないです。鑑定理論は一度も答案出してません(2021年はTACもLECも模試受けてます)。長年の受験期間で右手を痛めてしまい、試験前にこれ以上負傷するのはマズいと思ったからです。2021年の時点で鑑定理論のアウトプットの仕方は理解していたので2022年は暗記の範囲/精度を高めることに集中しました。さすがに一度も答案書かないのはヤバいと思って本試験3カ月前から5問くらい書いていた気もします。
模試を受けていないので受験生の友人からは「こういうダークホースがいるから怖い」と言われましたw 模試や答練は私のような特殊例(過去に何度も受けていてアウトプットの方法を理解している)ではない限りは絶対に受けた方が良いです。
4.受験期のメンタル
お豆腐なみの弱々メンタルなので、本試験3カ月前からは毎日落ちたらどうしようという不安と戦っていました。基準にうなされて朝起きる、なんてことも日常茶飯事でした(この間合格者3人で話していたら、みんな勉強の夢は見るよと言っていたので合格者の共通項なのかもしれませんw)
この辺の悩みについては、京大HPの「テスト不安について」がとてもよくまとまっているので、悩んでいる方がいたら読んでみてください。メンタルが落ち込んでいる時は毎日読んでいる時もありました。
5.SNSとの付き合い方
通信生だと、本当に孤独ですよね。TwitterやZOOM自習室などを是非活用していくと良いと思います。といっても受験専念している期間はほとんど私は稼働せず、受験終わって落ち着いてから再開しました。ZOOM自習室は最初のころは参加させてもらっていたのですが、自分は孤独に一人黙々と勉強するのが合うようで2022年は不参加でした。
受験生仲間で2020年、2021年に合格した方が何人かいて、2022年不合格だったら恥ずかしくて顔を合わせられないし、早く皆に追いつきたいと必死になれました。また、合格後もお祝いしてくれたり、就活の相談に乗ってもらったり、本当にありがたい存在です。
ただ、SNSは時間を割かれるので勉強期間はほどほどに付き合っていくことをおすすめします。
6.勉強の目的・趣旨
不動産鑑定士の試験勉強は道のりが長く、ついつい忘れてしまいがちなところです。
なぜ今勉強しているのか?それは本試験で合格答案を書けるようにする!ためですよね!
2022年は常にこれを意識して勉強していた気がします。答練や模試でどんなに結果が良かろうが悪かろうが本試験で合格答案を書ければOK!なのです!
具体的に言うと、2021年の論文試験の合格者最低点が380点だったので、各科目何点取るか?と逆算して考えていました。自分の場合は、民法70、経済60、会計60、理論150、演習70の合計410点を目指していました。
また、答練や模試の問題を見て、どうやって答案を作成していくかというのも意識して勉強していました。インプットをどれだけ頑張ってもアウトプットできなければダメなので、自分が作成する答案をありありと頭の中でイメージする(特に理論と民法)練習はしていました。いわゆる答案構成です。
7.予備校について
TAC、LECどちらにするか。迷いますよね。
私は最終的にLECを信じて合格できたのでLEC推しです。
LEC推しの理由としては、まずTACより安い。次に民法・経済が分かりやすい。これは好き嫌いあると思うので、実際に予備校に行ってテキストを見せてもらったり、YouTubeの初回講義を視聴してみると良いです。
あとは「教えてチューター制度」で質問ができる。などでしょうか。
勉強方針が合わないと感じたら予備校変更するのは早めにした方が良いです。傾向としてはTACからLECに変更する人が多いです(特に経済・民法)。この辺は各科目の勉強方法で詳細を書きます。
8.本試験の結果
最後に本試験の結果を載せて終えます!基本的には民法以外は想定通りでした(もっと低いと予想してた)。

次回は各科目の勉強方法を書いていきます~!