
【索引】
テキストを開いて 拝み 祈り 指で隠して 読む
一連の文章を覚えるのに当初は5~6時間
キリのいいところまで覚えるには初日は18時間以上を費やした
覚え終われば倒れる様に寝る 起きてはまた暗記を繰り返す日々
1年が過ぎた頃 異変に気付く ひとつの章を読み終えても 日が暮れていない
齢Xを越えて 完全に羽化する 感謝の基準読み 2時間を切る!!
かわりに 祈る時間が増えた
山を下りた時 テキストをめくる指は 音を置き去りにした

おまたせ(?)いたしました。小次郎です。
勉強内容第1弾は、ななななんと!!
あの!
不動産鑑定士試験で最重要科目である!
鑑定理論(論文)
です!(バババン!)
さて、小次郎ことわたくしは、前回でもお伝えさせていただいたように、
TAC全国模試2回目で、鑑定理論の論文で1位を取らせていただきました。
大事なことなのでもう一度。
鑑定理論の論文で1位を取らせていただきました!
ええ、ええ、
はい、はい、
あー!
みなさまの拍手がここまで…!!
はい!はい!
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ええ!はい!
拍手はその辺にしていただいて…
おお!ありがとうございます!
はは!鳴りやまないですね!
・・・
(小次郎くん自分でこんなこと言ってますけど、自己肯定感激低なので結構恥ずかしいんですよ。アクセス数を稼ぐ苦肉の策なんですよ。)
自分で茶番劇始めてなんですが、
もうくすぐったいのでこの辺にして、本題行きます。
今回はですね、先でも述べたように、
鑑定理論の論文について書いていこうと思っているのですが、
勉強方法というのは、人それぞれで、
合う、合わないが絶対あると思うので、
中には、こうしたほうがいいよ!おすすめだよ!
っていうこともあるんですが、それよりも、
小次郎である自分が、
これはしてよかった!
反対に、これはダメだったな…
っていう主観的なことを中心に書かせていただこうと思います。
なので、これから書いていく内容は、
みなさんへの押し付けではない
ことを念頭に置いてお読みいただければ幸いです。
そして、みなさんが、
「あ!ちょっとこいつのやつ試してみるか!」
って思っていただけるものがあれば、それを試してみて、
自身にしっくりくればそれを取り入れて、
しっくりこなければ他のものに変えてみて、
皆さんが独自のやりやすい勉強方法を
できるだけ早期に確立なされることを願っていますし、
そのお手伝いができたら筆者冥利に尽きます。
ちなみに、私は最後の最後まで
勉強方法これで合ってんのかって疑心暗鬼でした
\(^o^)/
はい!
では、グダグダと書いていって
皆さんに頭痛が生じてはいけないので、
これからは以下の見出しに分けて書いていこうと思います!
1.初めに
2.使用教材
3.勉強時間
4.インプット
5.アウトプット
6.補足(あれば)
ちなみに、今回の補足では、
今年の本試験時の答案構成の画像を載せてます!
それでは、最後までお付き合いください。
1.初めに
なんか思ったんですけど、
前置き書いた後に、「初めに」ってやったら
今までの前置きなんやったんってなりますね。
まあそこは大目に見てもろて(命令)
いきなりこのページを見る方もいらっしゃると思うで、
ちょっと軽く前ページの内容を踏まえお話しします。
私は、予備校に通えない期間が当初約2年あり、
そのうちの1年ちょっとを使って、基準の暗記をほぼ終わらせました。
その期間は、文字通り、”基準の暗記だけ”してました。
なので、ほかの受験生の方と比べて予備校に入った時点で
鑑定理論のインプットに関しては結構なアドバンテージがありました。
ただ、鑑定理論のアウトプットや、
教養のインプット・アウトプットは、
結局2年コースでやってたけど、サボり云々で
1年ちょっとで合格まで仕上げたし、
なんなら、基準以外のこともインプットしてたので、
基準暗記以外なら他の受験生と同じ土俵で戦ってたと思います。
それに、私の場合、基準の「てにをは」を含めて99%は覚えおり、
正直これは合格だけなら過剰感すらあって、
ここまでやらなくても合格はできる気はしてます…。
まあでも、鑑定理論はメイン科目だし配点は大きいですからね!
自分はどんな問題でも9割弱から9割狙うぞ!でしたけど、これは過剰で、
7割~8割狙うつもりで勉強することは
間違いではないんじゃないかなとは思います。
結局、他の科目の得意不得意との兼ね合いですけどね…。鑑定理論突き抜けてるってことは察してもろて…。
ごめんなさい、結論も濁してしまって(泣)
あーーなんだか迷子になってきました。
結局何が言いたいんだ…?
んーーー!そうですね!
つまり、模試で1位を取ったとはいえ、
自分の場合は、費用対効果の面から決して優れたものではないので
おすすめできるか否かは、本当に人を選びそうな気がします。
自分のように素養のない人には鑑定理論で圧倒は案外ありかも?(失礼)
反対に、素養のある人はやっぱりもっと低燃費で行けそうな気はします。
自分の場合は鑑定理論で圧倒する戦法を取りました!教養も圧倒したるぞ思ったけど無理なだけでした!
はい!
もうなんか迷子感否めないし、
豪語して本試験で点数低かったら赤っ恥なので次に行きます!!
あ!ちなみに暗記の仕方なんですが、
完全に覚えてから次の基準に行ってましたね!
2.使用教材
- TAC基本テキスト
- 各種答練
- 過去問(主に特攻ゼミに入ってるやつ)
- 総まとめ
- 論文特攻ゼミ(2020年のもの)
- アクセスα、β
- 要説(予備校利用してない期間に基準暗記だけで使用)
3.勉強時間
・インプット(基準暗記、解説読込、講義視聴):約1700時間~2000時間
・アウトプット(答案作成・構成、答練、):約270時間
4.インプット
※ここでいうインプットは、
講義、基準暗記、テキスト読み込み、
答練の解説読み込み等の暗記・理解を指してます。
(1).1日のノルマ
・基準暗記時代:平日2時間程度、休日は一日中
・ラスト1年:1日2時間を限度に、1週間にテキスト1週
正直、ノルマを立てたものの達成したことはあまりまりませんでした。
ですが、ノルマを立てたことで、やっぱり達成しないと焦るので、
自分に負荷を掛けるという意味合いでは、
定める意味はあるのかなあと思います。
自分はノルマ通りできたこと少ないので常に焦ってました。ははは。
まあ、ある程度定着してれば気にしなくてもいいのかもしれません。
(2).やって良かったこと
・講義はとにかくメモを取る
視聴し終わるまでかなりの時間を要するが、
逆に一度見たらもう見なくてもいいくらいメモを詳しく取っているので、
結果的にスムーズに復習ができた。
・声を出して暗記する ☜おすすめ!!
音読することで、スピードやリズム、音程も一緒に覚えていて、
間違えると違和感を感じるようになった。
ただ、本試験で声は出せないので、頭の中で暗唱しながら
書くという訓練は必要か。
・寝る前に今日やったところを暗唱する
字の形、送り仮名の数、文章の折り返し等
いろんなことを思い出し、頭から絞るようにすることで
基準の定着率・スピードが上がっただけどやりすぎると睡眠障害になりそう/(^o^)\
・情報の一元化 ☜おすすめ!!
答練でやったことや、総まとめの情報、気づきなどを、
普段使うテキストに全部書き込むことで、
基準のついでに復習できて効率◎
・二度寝しない
早めに目が覚めたら二度寝せずに、
寝る前にしたところをもう一度暗唱する。
神経質になりすぎるのはNGで!健康最優先!
・基本テキストの解説ページの文章を頭に入れる ☜おすすめ!!
答練でよく見かける使いやすい文章
(例えば、地域分析の必要性や、市場分析の立ち位置とか)
を覚える。
本試験時の解答時間短縮になる。
ただ、基準のように神経質になる必要はなく、キーワード中心に
だれかに説明するような感じで覚えた。
それに、テキスト回すごとにそれを見るから、
最終的に結局覚えてる。
高得点はこれのおかげといっても過言ではないと思います。
ただ、本試験でどの程度評価されているかは未知数なので、
本試験の順位・点数が帰ってき次第、
その効果を書き加えたいと思います。
当然ですが、TACでは効果絶大でした。まあ、TACで高得点とることが目的ではないですからね。
・不安を感じたらすぐに基準原文を確認する
不安感が新鮮なうちに確認することで強く記憶に残った。
ただ、理解を伴う部分は、自分なりの結論を出したうえで、
解答を見て自分の結論とすり合わせることで、より理解できた。
・穴のない勉強を心がける ☜おすすめ!!
仕事をしながら勉強されてる方もいるので、
これを上げるのは心苦しいのですが、
これのおかげで今年わたしは助かりました。
・高い点数を取るには何が必要かを意識した
穴のない勉強や解説もある程度頭に入れるにつながると思います。
・隙間時間を使って暇があれば暗唱する
・キーワードを意識する
(3).やらなければよかったこと
・基準を書き写す
これは暗記の仕方で個人差があるところだと思いますが、
私は最初書いて覚えようとして、結局時間を無駄にしました。
印象としては残った部分もありました。
・神経質になる ☜危なかった!
定義は定義というくらいなので、正確なほうがいいのかもしれません。
しかし、他の部分で「てにおは」まで気にしだすと
正直、頭煮詰まってきて続けてるとノイローゼ気味になってしまいました。
心配しなくとも、ある程度意識して回数重ねてたら
結構その通りに覚えてきます!
・集中力が切れても粘る ☜危なかった!
これは結構やってました。
正直、効率的じゃないし、勉強がだんだんと嫌になってきます。
こうなったら割り切って、
別の科目やアウトプットに移行したほうがいいかも…。
5.アウトプット
※ここでいうアウトプットは、
答案構成・作成、各種答練を指してます。
(1).1日のノルマ
ラスト1年で取り掛かり。
平日に、答案構成2問(1時間程度)
勉強の休日に、答案作成2問(2時間)
これも例のごとくノルマは(略)
ちなみに、答案作成の用紙は、国交省のウェブから印刷したものを使用した。
詳しくはページ最後に後述します。
(2).やって良かったこと
・特攻ゼミを早めに取り組む ☜おすすめ!!
これ上げるのは追加でお金もかかるし
ズルな感じしますが、ごめんなさい。
メルカリでもなんででもいいから買って、
早めに取り掛かるのがいいと思います!
(予備校なんであんな開始遅いんだろう。)
・答案構成にスマホのメモ機能を使った ☜おすすめ!!
必要な時に取り出しやすく、嵩張らないのでいいです!
余談なんですが、
私が独学でしてたとき、答案構成の具体的なイメージが沸かず
結局アウトプットができなかったんですよね…。
なので、自分が受験生ならこんなの欲しいな!
ってことで、スマホでしてた答案構成のスクショ上げておきます!
ちなみに、この太字は、抜けてたところや
新しく知識として入れようとしているやつです。


※問題は国交省のページ(https://www.mlit.go.jp/common/001197113.pdf)から引用してます。
・答練をすべてデータ化 ☜おすすめ!!
外出時もすべてスマホでアウトプットできるので、
隙間時間の効用爆上がりです!
iPhoneを使ってる方は、備え付けのメモアプリに、
「スキャン」っていう機能があるので、
これで簡単かつ綺麗にPDF化できますよ!

参照: https://support.apple.com/ja-jp/HT210336
iOSだけですみません…。
androidの方は、「android 書類スキャン」等で
調べてみてください。申し訳ない。
・答案構成は1問15分
答案構成は1問15分で回すように努めてました。
ただ、15分に固執しすぎて理解が疎かになったら意味ないので、
わからない部分があったら、
それ以上の時間をかけて徹底的につぶしてました。
逆に15分以内で終える問題は、理解している証拠なので、
それはあまり固執せず、次の問題に移ってました。
あくまでも指標ですね。
・疑問点が生じたら必ず潰す
アウトプットをしていく上で、
「こんな場合はどうなるの?」という疑問点が生じた場合、
自分なりの考えを書いた上で、全部質問してました。
それがたとえ重箱の隅のようなものでもです。
これによって、アウトプットで生じた疑問点を解決して、
解決して更新された知識をインプットし、さらに、
更新された知識で新たな問題を解く、といった
良いサイクルができると思います。
・答練すべて1位を取るつもりで取り組む
実際は無理でも、そういう気持ちだけ…。
(3).やらなければよかったこと
・答練の答えを覚えようとする
これは最初の頃やってしまいましたね…
応用力つかないというか、かなり遠回りだと思いました。
「これを聞かれてるから、この答えを書いてるんだな。」
といった、あくまでもインプットした知識の使い方を
理解するために解答を読むのがいいかなと思いました。
そして、じゃあ、この答えの成立根拠は何なのか?
とか、常に疑問を持って話を自分で広げていくと、点じゃない
線、もっと言うと、面での理解につながっていくかなと、
個人的に感じていました。
6.補足
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今回は、補足があるのでちょっとだけ書かせていただこうと思います。
本当は基本テキストに、こんな感じでメモ取ってるとか上げたいのですが、
さすがに内容公開するのはまずいだろってことで、
控えさせていただきました。
どうも、コンプライアンス小次郎です。
はい、ではですね。補足としては、
上で述べてた、解答用紙の件ですね!
それは、ここ「https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/kanteishi/content/001495390.pdf」
からPDFで保存できるので、
これの2ページ目をコピー機で白黒印刷してもらえれば、
普段の答案作成練習に使えると思います!
民法にも経済学にも使えると思います。
自分は一気に100枚印刷して、無事1年で使い切りました!
あとですね。
今年の本試験でやった答案構成
もアップさせてください。
本試験や答練、模試での答案構成の時間は、
大体、1問1~3分でやってました。
長くて5分ほど取ったことありますが、
私は書くのが遅いので答案構成早くしないと間に合いませんでした。

ちょっとぐちゃぐちゃなんですが、
左上から、問3、問4、問1、問2です。
あと、右側に翻訳してます(笑)
ひとつ解読不能なのがありますが(笑)
はい!今回としては以上です!
どうでしょうか、タメになる情報はあったでしょうか…。
なんかみんなやってそうなことばっかり書いてる気がしますが、
なにかヒットするものがあれば幸いです。
では、次回は、鑑定理論の演習を書きたいと思います!
お楽しみ(?)に!