2021-02-25 その他 執筆者:ぴー

予備校選びについて【ぴー】

こんにちは!ぴーです。春の匂いがしてきましたね〜

さて、前回は気恥ずかしい自己紹介をさらして終わってしまいましたが、今回は、よく聞かれる予備校選びの話を少し。

予備校選び、すなわちTACかLECか論争!!!

私は最初の論文まではTACの通信、合格した年はLECに通っていたわけですが…

結論からいうと、【どちらを選んだとしても、その教材をとことんやりこめるか】ということに尽きると思います。本当にこれ。

あとは、「自分に合う予備校を選ぶのが大事」とはよく言われることですが、各予備校により傾向があるので、これから予備校を選ぶ方は、それをふまえて、自分がどちらが好きか、なじみやすいか、より頑張れそうか、考えてみるのが大切かと思います。(いずれにしてもお高い出費になりますからね…!)

両予備校を経験してみて、次のような傾向があると思います。

◆生徒数

規模はTACの方が圧倒的に大きく、LECは小規模です。これは一長一短ですね。

【大規模のメリット】

・答練や模試で自分の位置を把握しやすい

・試験が相対評価であることをふまえると、多くの受験生がおさえている内容をおさえておくことは大切(もしTACの答練や模試と似た問題が本番で出たら…?)

【小規模のメリット】

・アットホームな雰囲気で、先生との距離を近く感じられる

・先生も生徒一人一人のことをよく覚えてくれていて、アドバイスをもらえる

…と享受しやすいメリットとしてはそれぞれこんな感じと思いますが、

LECに通ったとしても、TACの公開模試は受けられますし、LECの先生方もTACでの指導傾向は把握した上で対策してくれているそうなので、そこまで心配することはないと思います。

また、TACに通ったとしても、積極的に授業後やメールで質問するなどして、食らいついていけば先生との関係も築くことは可能なのだと思います。

なので、母数が大きい集団の中で上位層を狙って戦う方が頑張りやすいのか、それとも少人数体制で面倒見がいい環境にいる方が頑張りやすいのか、自分自身の性格を考えて選ぶのがいいのかなーと思います。

◆講師

講師についてもTACでは各教科につき複数の講師がいるのに対し、LECは1教科につき1人の講師です。

これについても、一長一短あるとは思うのですが、この点はLECのメリットの方が強い感じがしました。

【複数講師のメリット】

・各講師の特有のメソッドを取り入れられる

・苦手な講師に当たった場合に他の講師に振替えられる(実際には難しいかも)

【単独講師のメリット】

・授業から答練まで一貫して指導が受けられるので理解がつながりやすい

・答練の採点も、質問メールの返事も全て同じ講師がしてくれるので信頼できる

私はTAC利用時は通信だったので、特に講師を選ぶことはできず…正直、「この先生苦手だな、もう一人の先生の方がよかったな…」と思ってしまうことはありました。

生講義だと、特に東京であれば、校舎や曜日で先生が違ったりするので、うまく調整・交渉すれば合う先生の授業を狙って受けることもできるのかも。

◆教材

教材については、各教科それぞれ特色があるとは思いますが、全体の傾向として、

【TACの方が内容が細かく、LECの方が内容が絞りこまれている】

といえると思います。

字のフォントの大きさも全然違うので、これは予備校を決める前にぜひ実物を一度手にとって見てほしいです。「TACのテキスト、文字小さっ!薄っ」ってなったのは私だけではないはず… 笑

内容の多さについては、これも一長一短と思っていて、

内容が細かいテキストは、やりこむのは相当大変である一方、やりこんで自分のモノにできれば、得意教科にできると思います。

一方、内容が絞られているテキストは、比較的やりこみやすいので、苦手教科をつくらずに全体的に戦えるレベルまでもっていきやすいと思います。

言い換えれば、やりこめればトップクラスを狙えるTAC、トップは狙わず合格圏内を狙うLECという感じでしょうか。

最近の問題は、特に教養科目については易化傾向であることを考えると、LEC式の方が効率よく勉強できるのかな、という気はします。

◆その他

・受講費用 … 全体的にLECの方が少し低めに設定されています。

・録画 … TACは基本的にライブ授業を録画したもの、LECは配信用に専用ブースで撮影されたものが配信されます。好みはあると思いますが、専用で撮影されているLECの動画は画像も見やすく、テキストや解説冊子を活用して解説していて、使い勝手がよかったです。

* * *

予備校編、こんなところでしょうか。

最終的に私にはLECが合って合格できたので、ちょっとLEC贔屓入ってます、すみません。
でも本当に、どちらを選んだとしても、とことんやりこめるかだと思うので。
山を登るルートが違うだけで目指している山頂は同じというか。
もう歩き出している人は、山頂目指して、信じて歩き続けてくださいね!

ではまた〜!

ぴー