
はじめまして!ぴーと申します。
私も受験期にここのブログを読んで参考にさせてもらっていた身なので、今回タイゾーさんにお声かけいただきとても光栄です。(ブログ書いたことないのでドキドキですが)
ただ、私がのんびりしているうちに、同期合格者のヨーグルトさんがオリジナル動画までついた(おそろしいほどに!)充実した勉強法を書いてくださっちゃったので、「え、私もうこれ以上書くことなくない?(白目)」ってなりましたが… 笑
そこであらためて思ったのが、勉強って、色々な方法論をヒントにはできるけれど、結局は自分なんですよね。
人によって理解しやすいことしにくいことも違うし、どうやったら覚えやすいか、集中しやすいか、持続しやすいかも違うし、これまで積み上げた知識や勉強習慣も違うし…
うまくいってる人の共通項やアイデアは取り入れつつ、最終的には自分の脳と向き合って自分にハマるようにカスタマイズしていくしかないという気がします。
そこでこのブログのありがたいところは、過去の色々なタイプの合格者の方がそれぞれの経験を書いてくださっているところで。
ということで、私が書くことも、だれかにとってのちょっとしたヒントになればいいなという気持ちで、私なりになんとか書いてみたいと思います。
勉強や仕事の息抜きにでも、ゆるっとお付き合いください〜。
さてさて、今回は初回なので、自己紹介をかねて私の受験歴と、不合格だった論文試験までのお話をしてみたいと思います。
◆受験歴(ざっくり)
2017年12月 勉強開始【TAC1.5年コース(通信)申込み】
2018年5月 短答試験 → 合格(同年の論文試験は受けず)
2019年8月 論文試験 → 不合格
【LECの論文徹底強化コース申込み】
2020年10月 論文試験 → 合格
◆短答までのはなし
鑑定士に興味をもったのが10〜11月頃だったので、
5月に短答式試験があるらしい!
→仕事定時で上がって短答合格に絞って勉強すればなんとかいける?
→論文まで見据えると予備校は必要っぽい?
→実質TACかLECかの二択で、TACが圧倒的に人数多いらしい
→とりあえず急いでTAC申込しよ!
→ライブ授業だとカリキュラムがもう始まっていて間に合わないので通信一択!
そんな感じでバタバタと勉強を開始しました。
(この段階でもう少しちゃんと検討するべきだった…!予備校の話はまた次回以降語ることにします。)
そんな感じでただでさえギリギリなスケジュールの中、
勉強開始から短答試験までの半年間で、プライベートでも色々なことが起こり…
勉強開始直後付き合っていた彼氏にフラれ、
その直後に出会った人と結婚前提に付き合うことになり、
プロポーズを受け、
友人や家族に紹介し、
入籍し、
家を買いました。
それから短答試験受けました。笑
そんな中でしたが、すでにTACに40万課金しちゃったし、もうやるしかない!
短時間集中!とにかく短答一点突破狙い!
定時ダッシュで帰って、平日3時間、休日3〜5時間くらい勉強しました。
鑑定理論は、基準をちゃんと覚えていくのが論文合格までを見通した最善手だとは思いますが、そんな余裕がない私は、
【基本講義+TACの短答対策の一問一答を数周してよく出る肢を覚える+過去問】
で乗り切りました。(意外と本番で良い点とれました。)
行政法規は、【基本講義(当時は山口先生でした)+過去問】だけでした。(平均より低い点数でしたが足切りは回避!)
先まで考えると良い勉強法では絶対にないのですが、仕事や家庭や様々な事情で、当初計画していたような勉強時間がとれなくなってしまった、そんなこともあると思います。そんなときも、ぜひそこで諦めてしまわずに、集中して短答突破狙ってみてください。
◆論文試験1回目までのはなし
今お話したとおり、短答に集中特化することでどうにか短答合格はできますし、置かれている状況によっては、有効な戦略であるとも思います。
ただ、結局やるべき勉強を先延ばしにしているにすぎないので、その翌年に論文試験に受かるのは結構大変になります。
私は、短答合格と結婚を機に仕事を辞め、家事全般を引き受けつつ専業で勉強することにしましたが、勉強はなかなかうまく進められず、結局、全然勉強が足りていない状態で本番をむかえてしまいました。
うまく進められなかった要因は色々あるのですが、
・短答〜翌年の論文試験まで1年以上あるので時間があるように錯覚する
・教養科目の内容が想像以上に難しくて頭に入ってこない
・教養やりながら理論を(ほぼ)一から暗記するのがかなりキツい
・専業なら1日10時間くらい勉強できると思ってたけど意外と集中力が続かない
・外部からの刺激がなさすぎて知的好奇心や競争心が弱くなっていく
・移動時間やスキマ時間がなくなり暗記が捗らない
・わからないとすぐ解答を見たりと自分に甘くなっていく
こんなところでしょうか…。そんなわけで、本番を迎える頃の状態としては、
・勉強時間は1日5時間程を基本にしつつも、全然やらない週もあったりしてムラがある
・答練は最後の方は全然消化できず、問題と解答読む程度
・公開模試は1回目だけ受けて、2回目は受けることすらせず…
まぁ、こんな状態では受かるわけもなく。
その年の成績表がこちらです。(どーん)

まぁ… 絶望的な感じではないものの、惜しい!という感じもない、なんともいえない点数ですね…。(教養は採点甘いと聞いていたとおり、思ったよりは点数はよかったですが)
すぐ切り替えていかないとこのままだと翌年もやばいなーという危機感を感じていました。
* * *
なんだか恥ずかしい話ばかりですが、今回はこのあたりで。
次回から、予備校のことや、各教科の勉強法について話してみたいと思います。
ではまた〜!
ぴー