2026-01-16 経済学 執筆者:Y君

⑤経済学【論文70日合格者Y君】

【経済学】「難化」を祈った崖っぷちの戦略。基礎死守とミクロ・マクロの使い分け

経済学は最も時間が足りず、苦戦を強いられた科目でした。応用的な計算問題を思い切って「捨てる」という賭けに出た私が、本番の「易化」という波乱の中でどう立ち回ったのか。そのリアルな教訓を公開します。

1. 「ミクロ」と「マクロ」で勉強法を完全に分ける

経済学は分野によって攻め方を変えるのが最短ルートです。

  • ミクロ経済学:文章暗記より「グラフの作図」
    • 計算問題が合否を分けるため、文章の暗記(こう書け等)は要らなかったと思います。
    • 大事なのは、グラフをロジカルに自力でゼロから書けること。基礎講義を繰り返し視聴し、なぜその曲線が右下がり(あるいは右上がり)になるのか、理屈で説明できるレベルまで叩き込みました。
  • マクロ経済学:最近の傾向に合わせた「文言暗記」
    • マクロは文章で説明させる論点が多いため、『こう書け!経済学』の内容をベースに暗記を進めました。
    • 理解と演習を並行させ、問題文に対して適切な専門用語を吐き出せるようにしました。

2. 本番の誤算:難化予想が外れた時のリスク

私は時間がなかったため、最初から「応用的な計算」を捨て、「問題が難しくなって平均点が下がる(難化する)こと」を祈っていました。しかし、本番はまさかの「易化」。

  • 基礎のミスが命取り: 易しい年ほど、誰もが解ける基礎的な計算やグラフのミスが致命傷になります。
  • 飛ばす勇気: 本番は時間がほとんどありません。一目見て「解けない」と判断した分野は一旦飛ばし、確実に取れる箇所から埋めていくのが無難です。

3. 今、やり直すなら選ぶ「計算対策」の正解

基礎的な計算問題のために市販の『速習マクロ・ミクロ経済学』も買いましたが、消化しきれず、結果的には不要でした。もしやり直すなら、以下の1点に絞ります。

  • 森田先生の『計算の極意』: 経済学の計算は数学力ではなく、どれだけ演習して「型」を知っているかの勝負です。プロがまとめた計算の型を徹底的に反復すべきでした。

受験生へのメッセージ

経済学のグラフは、丸暗記しても本番で少し捻られると手が出なくなります。基礎講義を繰り返し見て、「なぜこう動くのか」というロジックを自身の力で描けるように深めてください。

今年は運が悪く苦しい思いをしましたが、それでも基礎に立ち返ったことでなんとか凌げました。皆さんはぜひ、早い段階から「計算の型」を身につけ、どんな年でも揺るがない実力を養ってください!