2020-01-26 鑑定理論 執筆者:みるめ

鑑定理論の勉強方法【みるめ】

今回は鑑定理論の勉強について
書きたいと思います。

【使用教材】

①論述
LEC
・基礎テキスト
・総ざらいテキスト
・各答練・模試

TAC
・特攻ゼミ 2017年度版

②演習
LEC
・各答練・模試
・総ざらいテキスト

TAC
・過去問 2016年度版

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2日目の午後から3日目にかけて
行われる鑑定理論。

不動産鑑定士試験の最大の山ですね。

論述については
最近は実務寄りの問題はあまり出ないので
大方、基準の暗記勝負です。

そのため、上記を見ても分かるように
使用教材は至ってシンプル。

モバイル鑑定理論は使用せず、

テキストを

・総論第1章〜6章
・総論第7章〜9章
・各論第1章〜3章

で、3つに分割し、
最低1つは常に鞄に入れて
持ち歩いていました。

暗記方法は
思いつく限りの方法を試しましたが

結局のところ、

・黙読
・耳栓をして音読

この2つに落ち着きました。

暗記の仕方については
個人差が大きいところですが、

耳栓をして外部刺激を断つと
頭により残りやすかったです。

論述対策ですが、

こう書け鑑定理論は個人的に
好きになれなかったので使用せず、

TACの特攻ゼミテキストを
メインで使っていました。

テキストは2018年度の
合格者の方からいただけたので

2018年の11月頃から
1週間に1周くらいのペースで
回していたと思います。

本試験の数ヶ月前までは
あまり書くことはせず、

問題を見て

基準留意事項の該当箇所及び
ざっくりとしたアウトラインを
頭の中に描いてから模範解答を見る

という流れを繰り返していました。

本試験で狙われそうだった
借地権や継続賃料などの論点は

最終的に模範解答通り
完璧に書けるようにしていましたが、

基本的には
模範解答の中で使い易そうな
フレーズがあれば

基準留意事項とは別に
ストックとして覚えていました。

河原先生に
センスがある答案だと
褒められたことがありますが、

これも
ストックしていたフレーズにより
文章の纏まりが良くなった
おかげだと思います。

続いて、
演習についてです。

個人的にやってて
1番楽しい科目だったので

長時間勉強するときの
息抜き的なポジションでした。笑

勉強を始めてから暫くは、

H20年度からの過去問を
時点修正の計算部分だけ飛ばして
解いていました。

何周かして
一通り慣れたところで

LECの模試を一気に解いたら
大体8割以上取れたので

その後は感覚を忘れないように
気をつけていた感じです。

TAC過去問が2016年度版と
若干古いですが

LECでは答練や模試の解答と一緒に
直近4年分の過去問は載せてくれるので
全く問題なかったです。

論述部分は型さえ覚えてしまえば
問題に合わせて当てはめるだけなので

問題を解く際は、全て書かず

類型〜適用手法の記述及び
最後の価格調整については
頭の中でしっかり言えるかを確認し、

計算は裏紙等に適当に書く
というかたちで進めていました。

これだと
1時間くらいで1問解けるのでおすすめです。

2019年度の本試験では、
時点修正の計算も数年ぶりに出ましたが

TACの公開模試2回目を受けていたおかげで
なんとか書けました。

今後はどうなるか分かりませんが
時点修正の計算も併せて

一通り解き方は頭に入れておいた方が
良いかもしれません。

以上、

ご参考になれば幸いです。