2023-12-10 その他 執筆者:kou

15.本試験の結果【kou】

今回は本試験の結果をもとに、自己採点との乖離や
教養科目の「ゲタをはかせる」について考察します。

<目次>

1.本試験の結果
2.自己採点との乖離について
3.最後に

【1.本試験の結果】

令和5年は、
合格最低点が369点、合格者が146人でした。

私は合格最低点+3点でギリギリ合格していました…。
どこか2問でもミスってたらと考えると背筋が凍ります。

本試験の結果を見ると、だいたい同じ点数に
2,3人くらいいそうです。
1点をもぎ取りに行きましょう。

【2.自己採点との乖離について】

私は合格発表前2週間、普通の精神状態でいられず、
過去の合格者の自己採点の結果と実際の本試験の点数を
ネットで探し漁って何度も自己採点して
心を落ち着けていました。

以下、私の自己採点と本試験の結果、
並びに所感です。

・自己採点と本試験の結果

科目名 自己採点→本試験の点数
民法  68→73
経済学 50→67
会計学 59→66
鑑定理論 121→110
演習  60→56
合計 358→372

まず言えることは、教養科目は
確実に「ゲタ」をはかせています。

これは採点がやや甘いというのと、
受験生の出来をみて、配点を調整している
可能性が高いです。

具体的には、R5のミクロ経済学は問題1の(1)で
生産者の理論、(2)で外部性が問われました。

素直に考えれば、50点満点中、
(1)で25点、(2)で25点のはずです。

しかし、(1)の生産者の理論は多くの受験生に
とって没問で、私はほぼ白紙で出しました。

そうすると例えば(1)を15点、
出来のいい(2)を35点というように
配点をしている可能性が高いです。
(それでないと67点取れているのは説明がつかないです)

それに対して、鑑定理論はかなり辛口に
採点されている印象を受けます。

私は2回目の全国模試では140点くらいの
点数を取れましたが、
本試験では110点しか取れていませんでした。

これは単純に私の実力不足ですが、
普段の答練でもだいたい60~65%くらい
とれていたので、だいぶ物足りない結果でした。

分量は最低1枚半、多いものでラスト2行空白まで書いていたので、分量を書けば得点されるわけではなく、内容を精査されていると思います。

【3.最後に】

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
長編になりましたが、これでラストです。

結果的に私はギリギリでなんとか試験に
合格できました。

今は鑑定会社で働き始め、キャリアをスタート
しています。
試験に合格して本当に良かったと毎日感じます。

これから試験に挑戦される方々の
参考に少しでもなっていればうれしく思います。
皆様の挑戦を応援しています。