私は経済学以外は幅広くオプション講座を
取っていました。
これから受ける方、受けるかどうか迷ってる方の
参考になるように意見を書きます。
(2023.11現在の情報)
<目次>
1.全科目共通のこと
2.民法
3.経済学
4.会計学
5.鑑定理論(論文)
6.鑑定理論(演習)
【1.全科目共通のこと】
①アクセスα
私はアクセスα全科目を教室で受講しました。
アクセスαは基本レベルの問題かつ
毎回範囲が指定されています。
また、新宿校の教室講座では、毎週土曜日朝9時から
お昼過ぎまで実施されます。
そのため私はアクセスαは勉強計画を立てる上での
ペースメーカーのような意味合いで使いました。
問題は直前期には簡単と感じますが、
応用答練の前段階としては、非常にいい教材です。
②アクセスβ
私はアクセスβも全科目受講しました。
教科によってはβは受けなくてもいいものもありましたが、とにかくアウトプットの練習にはなります。
レベルも本試験同様のレベル感です。
【2.民法】
①アクセスα
民法は答案を実際に書いて、それを採点してもらい、
あやふやな知識や理解を浮き彫りにするのが重要です。
その意味でアクセスαは非常に有効でした。
レベル感は応用答練を簡単にしたくらいのもの
ですが、初期段階ではいい練習になります。
②アクセスβ
私はとにかくアウトプットの練習をしたかったので、
βもとりました。
アクセスβの問題はBランクの問題中心です。
正直アウトプットの練習で使用しただけで、
問題は重要とは感じなかったので、復習はしませんでした。
③民法 厳選過去問演習
内容は本年度の出題可能性が高い分野について、
その分野の過去問を解説するという内容です。
専用の教材は、適宜条文が追加されたりして
わかりやすくなっています。
特別受ける必要はないかもしれませんが、
過去の本試験問題がTACの答練と同じような問題と
わかり、ホッとしました。
(過去問はこれでしか見ていませんし、解いてません)
【3.経済学】
①アクセスα、β
個別の勉強法のところでも書きましたが、
経済学は試験委員対策が何より重要です。
アクセスの問題はそれを反映していないので、
必ずしも受ける必要はないと思います。
ただし、アクセスαは各分野の基礎的な問題が出題されます。
私は万が一、試験委員の専門分野以外から
出題されたらαの問題は書けるようにしておきました。
【4.会計学】
①アクセスα、β
会計学のアクセスはアウトプットというよりも
問題を入手して、どんなことが聞かれるのか
把握するために使っていました。
会計学は知ってるか知らないかで明暗が分かれるので
できるだけ多くの論点を知るために、問題を暗記しました。
直接的に本試験で出た問題はありませんでしたが、
各答練で触れていない問題もあったので
一定の効果はあるのかなと思います。
②会計学 穴埋め対策セミナー
会計学では穴埋め問題が毎年出題されています。
各分野の穴埋め問題が収録されています。
私はこの問題をコピーして、各分野ごとに
ファイリングして暗記しました。
本試験では、棚卸資産で4/5、資産除去債務で2/5
正解できたので、一定の効果はあったように思います。
③会計学 計算マスター
計算問題の出題が予想される分野から12題
問題が収録されています。
私は過年度の答練を持っていたので、
答練で計算問題を確認しました。
結局、講義を受けただけで復習しなかったので、
ためになったかは微妙ですが、計算問題が苦手な方は
受けてみてもいいかもしれません。
【5.鑑定理論(論文)】
①アクセスα
これは受けた方がいいです。
民法と同じで鑑定理論はとにかく自分で書いて、
それを採点してもらうことで、基準のあやふやな箇所や
理解が浅い箇所が鮮明になります。
アクセスαの問題はマスター問題集の基礎問題編40問と
同じ問題や同等のレベルの問題です。
アウトプットの練習として使うと効果的です。
②アクセスβ
鑑定理論はアクセスβも受けた方がいいと思います。
理由としてはとにかく自分で書いて、
採点してもらう回数が1回でも多い方が
いいと思うからです。
レベル感としては本試験レベルです。
鑑定理論は本試験で、基本問題から応用問題まで
出題されます。
そのため、αはとらないでβだけ取るというのは
得策ではないです。取るなら両方です。
(難しい問題をできるようにする必要はないため)
③論文特攻ゼミ
これは言うまでもなく、受講必須です。
正確に言えば、マスター問題集の入手が必須です。
特攻ゼミでは、以下の教材が配布されます。
・マスター問題集
・重要論点チェックブック
・基準・留意事項暗記チェックブック
・合格者答案集
私はマスター問題集しか使いませんでした。
ただ、チェックブックは覚えるべきフレーズや論点が
わかりやすく載っているのでこれを活用した合格者も
多いようです。
マスター問題集は全範囲から、出題の可能性が高い
問題が網羅されています。
答案構成の練習はマスター問題集一冊に絞って行いました。
(アクセスの問題や答練の問題は、解いて採点してもらったら基本的には復習しませんでした。総まとめの問題もやってません)
授業では、高橋先生による各章のまとめ講義や
本年度出題可能性が高い分野の予想や
重点的に解くべき問題が講義されます。
もちろんこれらも有用ですが、授業や答練の解説、ヤマ当てセミナーで代用できるので、新たに受け直さなくても、過年度のマスター問題集があるならそれを繰り返せば、問題ないと思います。
【6.鑑定理論(演習)】
①アクセスα
個別の勉強法のところでも書きましたが、
演習のアクセスαは受けて本当に良かったです。
勉強し始めの教材として、非常に有効でした。
私が受けたときは渡邊先生でしたが、
先生の解き方を詳しく解説してくれるので
それも良かったです。
②アクセスβ
必ずしも受ける必要はありませんが、
ためになりました。
アクセスβの問題は過去の本試験の問題をベースに
価格時点などを改変した問題です。
演習は解きやすい問題が本試験で出ると
合格点が70点、上位層は80点以上とってくるので、
引き離されないように数多くの問題に触れました。
何か質問があればコメントいただければと
思います。
鍵アカですが、Xにもいますので、何かあれば
DMお待ちしております。
@k0o0ou