2025-02-03 その他 執筆者:そうすけ

記念受験は明日への布石! 1年目の論文”不”合格体験記【そうすけ⑬】

不動産鑑定士の論文式試験13

標準読了時間:17分

はじめに

令和6(2024)年度合格者のそうすけです!

今回は、「お試し受験」の受け方について〜📣

以前、答練や模試の受け方について記事をアップしました!

本番のテーマはもちろん、「本番は練習のように!

そのためには、本番がどんな感じか知っておくことが重要です!

今回の記事は「1年目は短答だけ!」という受験生向け!

自分は「1年目は短答だけでいいや〜」と考えていたので、1年目の論文は記念受験でした

同じプランの方も多いのではないでしょうか??

鑑定士試験は、法曹の予備試験などとは違って、短答に合格すれば3年間短答が免除

自分は、下の3つの理由で、「1年目は短答だけ」と決めました:

  • 勉強を始めたのが2月と遅かった
  • 短答と論文をバランス良く勉強できる自信がなかった
  • 在学中に合格できれば十分だと思っていた

自分は「1年目の記念受験があったからこそ、2年目で上位合格できた」と確信しています!

もともと1年目の短答や2年目の論文と合わせた受験体験記の記事として書いていたのですが、

1年目の論文について伝えたいことがたくさんあったので独立の記事にしました!

論文式試験@TOC有明

決勝戦の論文式試験は、毎年ここです(たぶん)

自分は「1年目は短答だけ」と決めていたので、

5月以降何も勉強せず、社会科見学のつもりで行きました(就活してたし)

受験生の中には、記念受験勢を鬱陶しく感じる方もいるかも知れないけど、記念受験も来年合格するための重要な作戦です。騒いだり迷惑な人は違うけど、、、

🔴記念受験のポイントは5つ!🔴

  1. 行こう!
  2. 最終日まで居よう!
  3. 周りをよく観察しよう!
  4. 昼ご飯の作戦を立てよう!
  5. 答案用紙に何か書いてみよう!

ポイント① 行こう!

そもそも、論文試験に行くか行かないかですが、

行けるなら行くのがオススメ!

なぜなら、次の1年間の勉強のモチベになるし、本チャンである翌年の緊張が和らぐから!

2年目は論文の勉強だけだからこそ、会場の光景を知っていると本番想定がしやすいです

行かなきゃ分からないことがたくさん!

それから、意外に空席が多いことも知っておくと良いかも

特に1年目の受験生が集まるフロア(4階あたりの低層階)は半分くらい来ません

なので、もし隣の人がうるさかったりしたら、試験官に相談してOKなら空席に移動できます

(隣の受験生がうるさいケースは意外と多くて、合格者の飲み会で話のネタになることも)

電車が止まるトラブルも経験に!

2日目の朝にりんかい線が止まるトラブルがありました

自分はバスで何とか行けましたが、タクシーを使った人も多かったはず

本チャンで直面したら大焦りですよね、、、

ポイント② 最終日まで居よう!

その上で、たとえ退屈でも最終日までいると最高です

疲労と根性の漂う雰囲気試験直前の緊張感、演習で一斉にページを裂いてカチャカチャとホチどめする、そして演習終了時に会場中に広がる解放感は、「1年後にこれを目指せばいいのか」と強烈に印象に残ります

あと、「日に日に諦めて来なくなる人がゴロゴロいる」という噂を聞いてたのですが、

そういう人はごく少数です

その3日間のためだけに1年間頑張っているもんね

3日もいるの退屈すぎるよ〜という人は、LEC生なら鑑定士課(教えてチューターではない)に相談すると良いかも

それから、最終日は帰り道に大量の鑑定会社が採用募集のチラシを配ってます!

自分も来年配ってるかも??

ポイント③ 周りをよく観察しよう!

これが一番重要

受験生は何をしているか

まず、受験生を見ると、直前に何の勉強をしているのか、試験中に何をしているか(ペンを休めてるか、トイレに行っているか)は、カンニングを疑われない範囲で見ると良いかも!

(2年目で、自分はこう書けを復習していたし、鑑定理論はずっと書いてたしトイレは行きませんでした)

それから、1年目は4階の喫煙所に列ができていました

自分は非喫煙者ですが、喫煙者の方は要チェックかも

会場はどうなっているか

次に、会場を見ると、トイレは綺麗で、セブンとかがある2・3階のトイレが空いてます!

ビルは20階建てで、だいたい4階と20階あたりの2〜3フロアを借りて試験会場になります

自分の頃は、低層階は1年目が多く、高層階は2・3年目が多いです

心なし殺気立っている(参考書も年季が入っている)のが3年目で、比較的緩くて空席が多いのが1年目って感じ

よく冷房が強すぎることがネタにされますが、「冷房が強いのは4階で、高層階は普通かも」と2年目に思いました

どちらにせよ、体温調節できる服装は大事!!!

印象に残ったのは、試験官の様子

それから、意外とタメになったのが試験官の観察

あくまで国家資格の試験なので、厳正な雰囲気もありますが、

土日含め3日間も一日中試験監督してるのだから、退屈な様子もあります

少なくとも、受験生と比べれば試験官は全然緊張してないです

自分は、試験官の立場を想像すると緊張が和らぐようになりました

優し気な試験官は、試験終了時に(お疲れさま〜😊)の雰囲気を出してくれます

ポイント④ 昼ご飯の作戦を立てよう!

一つ前のポイント③と並んで、自分にとって重要なポイント!

自分は試験会場のピリピリした雰囲気が苦手だったので、

試験前や昼休みは会場の外で勉強していました

そのためには、ランチの場所を把握することが重要!

自分は、来年のために毎日違う場所で昼ごはんを食べていました

論文試験のメモ

↑1年目論文のメモ(まだ勉強してなかったので初歩的な内容ばかり😂)

1年目でランチを食べた3ヶ所の地図 

1日目:ココス 有明パークビル店

美味しいしメニューも多いけど、子ども連れが多く騒がしい印象

2日目:マクドナルド 有明パークビル店

朝7時から開店

2年目の論文では朝マックで勉強することにしました

3日目:カフェ・ベローチェ 有明店

少し遠いのと、平日でも昼休憩はサラリーマンで行列ができる

2年目の論文ではランチはここにしました

自分なりのランチ計画を立ててみてください!

ポイント⑤ 解答用紙に何か書いてみる!

本番は、書けそうな部分だけで良いから何か書いてみる!

その理由は、本番は意外と点数が来るというポジティブな感覚を掴めるから

具体的に、自分の記念受験での成績を載せて説明します↓

1年目論文の不合格通知書

これが届いた時に感じたことは、

民法も経済学も、こんなに点数くれて良いんですか??

民法は、Eランクだけど、まだ論文の勉強を始めていなくて、

宅建の知識だけで挑んだ割には点数が入ってびっくりしました

経済学も、罫線を無視して図を書くべきとも知らず(初見ではムリ)、

大学講義のうろ覚えで計算式ばかり書いてみたら合格水準だったのでびっくり

1年後に向けた自分の立ち位置がわかるので、ぜひ何か書いてみましょう!

記念受験の成績が悪くても、予備校の言うとおりに勉強すれば、

1年で合格水準に達することは絶対できます

まあ、予備校によっては答案速報のために解答用紙のトレースを記念受験勢に依頼するので演習とか何も書く余裕ないらしいですが(すっとぼけ)

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