2022-11-16 経済学 執筆者:ねこさん

経済学【ねこさん】

一番運要素の強い科目です。試験委員の専門分野が出題されることが多く、年度ごとの難易度の差が激しいです。そのため深追いが危険な科目でもあります。

直前期は体系的な理解に手応えがあり、暗記要素が低いこともあって、一番楽しかったです。

【目次】

1.使用教材
2.初期
3.中期
4.直前期
5.本試験で意識していたこと
6.本試験答案

1.使用教材

【LEC教材】

・合格バイブル(初期~直前期)
・こう書け経済学(初期~直前期)
・各答練・総ざらい・模試(初期~直前期)

【市販本】

・落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本(中期~直前期)
・経済学と数学がイッキにわかる‼(中期)
・ミクロ経済学の力(参照程度)
・試験攻略入門塾 速習 マクロ経済学 2nd(参照程度)

2.初期

TACの経済学の初回基本講義を受けてグラフを覚える?えぇ?グラフって変化するものですよね?という疑心から即座にLECに移行しました。

LECの基本講義を2周、「こう書け経済学」も2周はしていた気がします。

経済学は暗記ではなく理解が大事と言われますが、基本的な定義は覚える必要があります。限界と弾力性、従量税と従価税などなど…

3.中期

経済学はなかなか理解が進まず、どうしたら良いのか分からない時期が長く、つらかったです。

2021年に「合格バイブル」を各講義毎にノートにほぼそのまま書き写して、基本講義を受け直そう!と思い立ち、この辺りから経済学の理解が深まりました。今までぶつ切りになっていた各講義が「合格バイブル」を手で複写することにより繋がりが見え始めました。

それでも数学的素養がないのか…マクロ経済学は理解できない箇所が多々ありました。

そして市販本「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」に手を出します。この本は経済学落ちこぼれの私には、まさに天啓でした。我こそは落ちこぼれと自信のある方はぜひ手に取ってみてください。2、3日で読了できると思います。

マクロしょっぱなの三面等価の原則から躓いていた私ですが、この本を自分なりにノートにまとめてからマクロの理解が深まりました。

また、市販本「経済学と数学がイッキにわかる‼」がなぜか家にあり、2周くらいしたことにより計算問題の対策もできました。

・「合格バイブル」のまとめノート(LEC教材の内容なのでお叱り受けたら画像下げます)

・「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」のまとめノート(上記と同様)

4.直前期

自分で作成した「合格バイブル」「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」のまとめノートを熟読、アウトプットできるようにしていました。模試・答練・総ざらい+その出題範囲の「こう書け経済学」該当箇所をグルグルしていました。

「こう書け経済学」全部をアウトプットできるようにするのは私には難しく、模試・答練・総ざらいの範囲だけフォローしていました。

5.本試験で意識していたこと

・半分以上の受験生ができることを落とさない

ド文系の自分には経済学部や理系学部卒業生にはどんなにあがいても勝てないし、得意科目にするのは難しいと考え、平均点よりちょっと上を目指そうと思ってました。

「合格バイブル」や「落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本」、答練・模試の範囲などの基本的なこと、初歩的なことは落とさない!と意識してました。

・グラフは下書きしてから

ミクロのスルツキー分解やAC、AVC、MCが重なるグラフは複雑ですし、間違えると答案がぐちゃぐちゃになります。グラフは見栄えが大事なので必ず下書きをするようにしてました。

・初見の問題が出ても周辺知識を書く

過去問をぱらぱら見た限り、全く何も書けなさそうな問題が出る可能性があるなと思ってました。今年の2問目もまさにそうでした。噂では日経読んでれば解けたようですが?、私は日経読んでないし全然分からなくて半べそでしたw

経済学の点数は64点で、おそらく25点くらいは配点されている気がします。インフレとバブルの定義で10~15点くらい貰っているのかな?と予測してます。

殆どの受験生が解けない問題なので、あまり差がつかないと思うのですが全くわからんー!と思っても諦めずに自分の知っていることを書くことで点数は乗ってきます。

6.本試験答案

64点でした。

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