こんにちは、ぴーです〜
ゆるゆる書かせてもらっていましたが、緊急事態宣言が解除される前に書き切りたいなーということで、ペース上げてきたいと思います!
さて、今回のテーマは、民法!
民法は、1番苦手だった科目で、1年目にはなにをどう勉強したらいいのかいまひとつ掴めないまま試験をむかえてしまった感じでした。結果も49点と低くて、それでもよく49点ももらえたなというくらいのひどい答案だったと思います…
それが2年目には本番88点とれるまでに成長できたので、民法に関しては特に「ありがとうLEC!!ありがとう豊岡先生!!!」という気持ちです。
◆使用教材
メイン教材・・・『こうかけ民法』『民法徹底整理ノート』
サブ教材・・・・各種答練、総ざらいテキスト、模試、『過去問セレクト』
(すべてLEC教材)
◆勉強方法
基本的に「とにかく『こうかけ』をやりましょう!」というのが豊岡先生式!
それくらいに、重要なポイントがぎゅっとうまくまとまった1冊です。
そんな『こうかけ』を私も最初から最後まで使っていくのですが、意識するポイントや使い方を段階的に変えてましたので、参考までに紹介します。
【初期】
①まずは読んで理解、キーワード中心にAA・Aランクの規範定立(論証)を覚える。
②答練はこうかけ見ながら書く(見ないと書けないくらい苦手だったので)。見たページに、答練の番号書いておいて一緒に復習。
【中期】
③『民法徹底整理ノート』を併用して、条文から論点のつながりを確認する。
④『こうかけ』の問題文だけを見て、そこから自力で問題提起を出せるようにする。
【直前期】
⑤混ざりやすい論点、テーマを横断的に抜き出して整理する。
⑥問題文の設問を置き換えて読んでみる。
◆中期について
私の場合、上記の③をやってみたあたりから、民法がだんだん面白くなってきました。
この『民法徹底整理ノート』という教材が、総ざらい講座のときに自習教材として配布される教材なのですが、民法の条文と、その条文を読むポイントや、この条文に関連してどういう論点が出てくるかという『こうかけ』とのリンクが掲載されています。
条文を改めて読んで、そこから自分で論点出せるようにしておくと、条文がヒントとして活用できて、必要な暗記量も減り、しかもつながりが理解できるのでやってて面白い!
そこからの流れで、今度はその理解を試すように④の使い方をやりました。
③④に取り組んだのは、4〜5月頃だったので、試験の5〜6ヶ月前という時期でした。
◆直前期について
その後、試験までは、基本的にこうかけをぐるぐる復習しつつですが、答練や模試で引っかかったところや、こうかけの中でも「なんか似てるなー」「混ざるなー」とか「苦手だなー」と思うところを抜き出して整理するようにしました(⑤)。例えば、「相続絡み」とか「賃借権絡み」とかそんな感じです。
ノートとかに書いて1回整理して、あとはこうかけに関連論点の番号を書き入れてました。
過去問はほとんど使わなかったんですが、論点探しのトレーニングと思って、『過去問セレクト』を1回さらっと読みました。『過去問セレクト』は、テーマごとに過去問をピックアップして掲載してくれているので使いやすかったです。
で、過去問をさらっと読んでみたところ、知っている論点でも設問の聞かれ方でわからなくなるなと思うことがあったので、その対策として、『こうかけ』を読むときに、設問を置き換えて頭の体操をしていました(⑥)。例えば、「AはBに対して甲土地の明け渡しを請求できるか」という設問であっても、「Aはどのような主張ができるか」という設問として読んで考えてみる、という感じです。(このやり方は、直前期に山口先生の相談室でアドバイスいただきました。)
◆総括
民法はこんな感じで、ラスト半年くらいでどんどん楽しくなりました。暗記はキーワード中心に論証だけおさえて、あんまりがっちり文章丸暗記はしていませんでしたが、頭の中は整理できている感じがあったので、そんなに不安なく本番に臨めました。
直前期に陥ったのが、つい丁寧に細かく書こうとしすぎて逆に余計なミスをすることで、豊岡先生には「少し言葉足らずなくらいでいいから、減点されない守りの答案を!」と言われました。なので、もともと苦手科目であることを改めて心に留めて、「6割の出来でいいからきっちりまとめる」という意識でやってました。
あと、TACの論証例に比べるとLECの論証例はかなり簡潔なものが多くて、「LECの論証例では書き負けるのでは?」という不安を聞くのですが、実際にその点だけで本番の点数比較はできないものの、結果としてこれくらいの点数を取れたので、LECの論証例でも全然問題ないのではないかと思います。それよりは、論点を落とさないとか、流れよく書くとか、ミスをしないとかの方が重要なのかなーと思いました。
* * *
民法編、こんなところでしょうか。
なんかそんなに特別なこともしてないのですが、民法については、自分自身が長い間どうしたらいいのか迷子状態だったので、そんな過去の自分のような受験生にとっての突破の糸口にでもなれたらなーという思いで書きました。
ではでは、また次回〜!
ぴー