こんにちは、ぴーです!
前回から少し間を空けてしまいましたが、ここからは勉強の話をしていきたいと思います。
各教科について書く前に、今回は全体に通じるところを書いてみますね。
◆ 勉強時間について
超直前期までは、1日約6時間ペースで勉強していました。
ほぼ専業だったので、もっとやれそうな気がすると思うんですけど、そう思って8時間勉強した次の日は集中力続かなくて3時間でバテたりして… 結局、毎日6時間くらいで継続するのが一番安定するなと気付いたからです。
(「集中」と「安定」、これが結構重要だと思うので、後でもう少し書きますね)
時間配分は、
・鑑定理論+演習3〜3.5h、
・民法1〜1.5h、
・経済学+会計学1〜2h
この順序でだいたいこれくらいの配分でやってました。(答練や模試の日以外)
基本的に、朝9:30くらいから始めて、お昼休憩挟んで、夕方までで終了。夜はやらない、って感じでしたね。夜は8時間寝てました。
試験の2ヶ月前くらいからは、超直前期!と思ってギアを上げて、
・暗記アプリを使っての暗記強化1.5〜2h
・夜のZoom答練室のタイムアタック(受験生同士で問題を出し合う会)に参加 1h
を追加したので、ラスト2ヶ月は1日約9時間になってました。
◆「集中」の質を高める
これがすごく大切だと思っていて、例えば「2時間民法を勉強する」といって机に向かっていても、他のことを考えてしまう時間や、ぼーっとしてしまう時間なんかが結構生じてるものなんですよね(私はそうでした)。なので、集中の質を高くして、本当に純粋にその勉強内容だけに集中できたなら、その集中力の高い30分は、集中力の低い2時間よりも実のある時間になってくれます。
集中の質が上がってくると、ぐっと集中して、しっかり休んで、とメリハリをつけられて余裕も出てきますし、集中する感覚が気持ちよくなってきて勉強も楽しくなってきます。また、試験本番も、2時間という限られた時間内でパフォーマンスを発揮しないといけないので、集中の質を上げておくのはとても重要です。
自分の集中の質を見直す上で、「ポモドーロ・テクニック」というのがとても参考になりました。簡単にいうと、タイマーを使って【25分間全力で集中する】→【5分ぼーっと休憩する】を1セットとして繰り返すというものです。
youtubeで自然音BGMと合わせたものもあります。
ずっとこれを使っていたというよりは、1ヶ月くらい集中的に使ってみて、集中の改善に取り組んだという感じでした。これ、やってみると最初はすっごく疲れます。4セットもやると、頭からぷしゅーって煙が出そうな感じでした。でも、1ヶ月もやると慣れてきて、集中するのがスムーズになって、頭がクリアになる感じがします。
やったことがない方はぜひ一度試してみてください。
◆勉強を「安定」させる
「継続は力なり」とはよく言ったもので、勉強についても継続的にやるのってすごく大事です。で、継続するために重要なのが、できる限り「安定」的にやることだと思います。
ある一日、「頑張るぞ!」って気合を入れて、12時間飲まず食わずで勉強したとして、その翌日は休んでしまうよりも、無理なく一日6時間を2日間続けた方が、ストレスも少なく集中して勉強できるんですよね。鑑定士試験はどうしても長期戦になるので、だいたい1年以上続くとなると、いちいち「頑張るぞ!」って思って勉強すると、そのストレスはかなり蓄積される気がします。
仕事や家庭の環境によってどうしてもイレギュラーは発生すると思いますが、できる限りで自分の生活スタイルの中に勉強を組み込んで、自然に、あたりまえのように勉強する、というのが、継続のコツだと思いますし、質の高い集中にもつながると思います。
◆「暗記」… 記憶を定着させる復習
試験と暗記は切っても切り離せないもの、そして暗記には時間が膨大な時間がかかる… とはいえ、暗記についても、適切なタイミングで繰り返し思い出してあげることで、効率は上げられると思います。
ご存知の方も多いかもしれませんが、エビングハウスの忘却曲線というものがあります。これを意識して、復習のタイミングを作るだけで、定着率は上げられます。
また、その理論を応用して、復習タイミングをリマインドしてくれる暗記アプリ「remainDO」というのがあって、直前期かなりお世話になりました。これはもっと早く知りたかった…。
自分で「覚えるのは苦手」と思ってたんですけど、単に「復習が下手」だったんだなーと思うようになりました。よほど「1回聞いたことは全部覚えられます!」みたいな特技がある人でない限り、ちゃんと覚えてる人って、ちゃんと復習できている人なんだと思います。そして、復習で大事なのは、1回あたりの時間よりも、【タイミング】と【回数】だと気づきました。そんなわけで、暗記に苦手意識のある方は、アプリなども取り入れながら、効果的に復習することを意識してみるといいと思います。
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今回はこのあたりで!
「集中」「安定」「復習」についてお話させてもらいました。(←復習)
次は各教科の使用教材など紹介したいと思っています。
ではまた〜!
ぴー